今年に入ってから福岡市の高島市長が「圧倒的福岡時代をつくる」というキャッチフレーズを良く使っているそうです。なかなか熱いキャッチフレーズですね。というわけで、福岡の何が圧倒的かまとめてみました。
圧倒的成長率
日本の人口が東京一極集中している中、地方都市である福岡市はトップレベルの人口増加を維持しています。川崎やさいたまもスゴイですが、首都圏なので、東京一極集中によるものが大きいですからね。
圧倒的利便性
福岡羽田間は飛行機の就航便数がANA・JAL・スカイマークだけで50便以上もあります。就航時間は朝6時から20時の14時間程度ですので、1時間に平均で3.8便の飛行機が就航していることになります。つまり、15分に1便あるということ。15分に1本の電車が来るってソコソコの街ですよね。福岡はその頻度で福岡に行くことができます。下手な北関東や関西よりも東京に近いのです。
さらに福岡市にある福岡空港は九州の玄関口である博多駅と目と鼻の先です。地下鉄でわずか2駅。距離にして5kmくらいしか離れていません。このため、熊本市や北九州市など近隣の政令指定都市に住んでいる人でも、熊本空港や北九州空港より新幹線経由の福岡空港のほうが時間距離が近いという現象が発生しています。なんという圧倒的利便性なのでしょうか…。
圧倒的自然へのアクセス
熊本県阿蘇
福岡中心部から阿蘇までクルマで1時間半~2時間。九州が島であることを忘れさせる雄大な自然が広がっています。阿蘇は富士山とはまた違う存在感というか、規模感があります。
佐賀県唐津市呼子
福岡中心部からイカの活き造りが食べられる佐賀県唐津市までクルマで1時間。最近は技術革新で福岡でも食べられるようになりました。イカが透明だということに驚かれるかたもいるそうですね。
山口県下関市と門司
福岡中心部から日本有数のフグの産地下関までクルマで1時間半。東京でいうと沼津や銚子ってとこ。それでも1時間半は厳しい。
@ymsh_etsuko1977 これです❢下関名物瓦そば\(◎o◎)/!トッピングは・・錦糸卵、牛肉、小口切りした小ねぎ、レモンスライスに乗ってるもみじおろしを温かいだし汁に入れて麺&トッピングをだし汁につけて食べます。 pic.twitter.com/7ifQ39woTM
— 手嶋 悦子 (@ymsh_etsuko1977) 2016年3月24日
下関には瓦そばが名物の川棚温泉もあります。
今日はポチと遊んだ!
— 入澤 未奈子 (@UWSnop) 2016年3月24日
門司まで行って焼きカレー食べて門司港から門司駅まで歩かされたw
しんどかったw
そのあとは呑み♪
いっぱい話して最高に楽しかった!
ずっとずっと親友です👍 pic.twitter.com/Q4kMBM7yUs
また、関門海峡を挟んで隣町である北九州門司港では名物焼きカレーが食べられます。
鹿児島市
博多駅から島津藩・桜島の街、鹿児島まで新幹線で1時間半。九州の各地方の街って文化・歴史・経済が独立しているので楽しいです。関東だと、箱根も日光も在来線を乗り継いで十分いけますが、その為に首都圏の雰囲気が残ってしまいますからね。
大分県湯布院と別府市
屈指の温泉地である湯布院や別府まで博多駅から電車で2時間です。バスも2時間程度で便数も充実しています。黒川温泉も移動線上ですし、温泉巡りもクルマがあれば容易に可能です。
次に目指すは圧倒的起業環境
就任当初から高島市長は福岡から多くのスタートアップ、ベンチャー企業を輩出していきたいと言っていました。実際に数字としても良い結果を出しています。もともと九州大学や九州工業大学など学生1人当たりの起業社数が全国ベスト10に入る大学があるので、起業率は高い傾向がありました。今やスマホゲームの大手企業に成長したコロプラも、九州工業大学の卒業生が創業した会社(現在も社長)です。ただし、会社は東京なんですよね…。いかに福岡に留まってもらうのか、ここが今後の課題のようにも思えます。(実はブリジストンやソフトバンクなど多くの大企業が流出していたり。。)
圧倒的福岡時代が来る前に、皆さんも福岡について移住など検討してみてはいかがでしょうか?
参考 :
おしまい。